いつか来る日が
来てしまった

 

 

今、「気力」「体力」「意欲」の出ない

あなたに届きますように!

 

 

ハーブな暮らしで自分を自分で元気に出来る

「おうち魔女」になれる

 

 

メディカルハーブの先生 

長澤鈴代です

 

 

 

 

 

【いつか来る日が来てしまった】

わが家には保護犬のオッサがいる。

 

 

お迎えしたのは9年前、

元々の飼い主が区役所への登録をしていなかったので

正確な年齢が分からない。

 

 

当時およそ3~5歳と言うことで

間を取って4歳とした。

 

 

年齢が小さいころの数年の差は

大したことはないけれど、

年を重ねてくると、この差は大きい。

 

 

10歳を超えた頃から

多分公式年齢プラス3だろうなと思って過ごして来ました。

 

 

そんなオッサが数々の病気を抱え、

ここまで頑張ってきました。

 

 

振り返ると、最初の一年は家に慣れること、

私たち家族に慣れることが難しいと思った年だった。

 

 

そりゃそうだと思うのです。

我が家に来る前の生活の方が

長いので当たり前なのですから。

 

 

記憶に残っているのは、いつも食に植えていて、

娘がお客さまから頂いたハワイの

お土産のチョコレートを全部食べてしまったこと。

 

 

 

仕事から帰るとチョコのゴミが散らかっていて、

犬がいるのに気を付けてと娘に言ったら

「私じゃない」と

いやいや私でもないし・・・

オッサ??まさか??まじ??

 

 

お腹大丈夫?下痢していない?と慌てたことも。

オッサは知らん顔、下痢するわけでもなく、しら~っとしている。

どんだけ鍛えられているんだと驚いた記憶です。

 

 

 

 

 

 

先住犬もいた当時の我が家、

先住犬がつまみ食いする犬ではなかったので

室内で飼うオッサに荒らされないように

テーブルの椅子は奥に入れる。

 

 

目に付くところへは食べ物は置かないなど、

身軽なオッサに荒らされないように

人間が気をつけようが合言葉になったこともありました。

 

 

オッサと意思疎通が出来て

落ち着いてきたのがお迎えから一年後くらいでした。

 

 

そもそも、なぜオッサを飼うことになったかと言うと、

私の実家の父が90歳を超えてから「犬が飼いたい」と言い出し、

「無理でしょ」「お世話できないでしょ!」

「散歩もあるんだよ!」と止めていました。

 

 

老々介護の後、

母が入院し一人で過ごしている父でした。

 

 

「俺には話し相手がいない」と言い出し、

実家に行くたびに3か月ほど犬のことを言われる。

根負けして探した犬がオッサでした。

 

 

実家の父の方はと言うと、

一晩でリタイヤ

おいおい、飼うって言ったじゃん

せめて3日は頑張れよと思ったのです。

 

 

お試し期間中だったオッサのお世話。

人間の都合で連れてこられて

要らないから戻すはダメでしょと思っていて、

父がダメなら我が家で飼うつもりでいたのでいいんですが、

こんなドタバタがあったのです。

 

 

父も一人暮らしの寂しさから

我儘を言いたかったのだと思います。

 

 

結果、我が家で飼うことになったオッサ、

当時の先住犬も体調が思わしくなかったので

亡くなったあとのペットロスにはならずに済んだのは

オッサがいたからだと思っています。

 

 

 

そんなご縁で我が家に来たオッサですが、

犬種による病気と言うかひざのお皿が外れてしまう症状に。

年を取ってからだと手術も難しいし、

歩けなくなるのは可哀そうだということで手術を!

 

 

晩年には心臓や腎臓を患い病院通いに、

年齢を重ねての入院は体力的にも厳しいですが

家での看護には限界がありお世話になることになりました。

 

 

オッサがいることで、家族の会話も増え、

犬を連れて出掛けられるところに行ったり、

想い出が増えて行きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなオッサは2024年10月17日 11:47

虹の橋を渡りました。

 

 

病院で言われていた痙攣や発作を起こすこともなく

私の腕の中で最期を迎えました。

 

 

 

幸いにも、娘ちゃんもお仕事がお休みで

遠くにいる娘も、たまたまお仕事がお休みで

全員で最期を見守ることが出来ました。

 

 

いつか来る日をどう迎えるのか

判断に迷うこともありましたが

家で家族に見守れながら送れたことは

オッサも良かったのではないかと思っています。

 

 

想い出しては寂しく涙も出てしまいますが

いつかまた会えることを楽しみに

虹の先では先住犬と仲良くしていると思うことにしました。

 

 

 

 

 

 

 

うちに来てくれてありがとう

大好きだよ!オッっちゃん

元気でね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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